10代の若い人にも読んでほしい名作「スラムダンク」

私の評価

スラムダンクはバスケットボールを題材にした漫画。
コミックスは集英社から発売されており、カラーのある完全版もあります。

また、90年代にはアニメにもなり放送されていました。
不良の主人公桜木花道が最初は不純な動機からやる気なくバスケ部に入るけれど、バスケの技術だけではなく最終的には精神的にも成長していくというお話です。

アニメではやらなかったコミックスの最後の山王戦は本当に見ごたえがあり、熱く、泣いてしまいます。
当時と現在でバスケのルールやルール名などが若干変わっていますが、それでも面白さは色あせることがありません。

また名台詞が多いのも魅力的で、主要メンバーだけではなく相手チームとして戦う人たちの過去や事情、思いもそれぞれ交錯して誰にでも感情移入がしやすくなっています。
発売された当時は野球やサッカーがメジャーでしたがスラムダンクで一気にバスケ好きになったという人も多い名作です。

不動産投資対決、インベスターZ

私の評価

前回当ブログで紹介したインベスターZ
この作品の中で不動産投資編があり、主人公財前はマンションを買って賃貸に出し利回りを得れる物件を探しています。

そもそも「利回りって何?」と疑問を持っている方に不動産投資の利回り、その目安について紹介します。

不動産投資の利回りの目安

不動産投資は決してお金持ちだけができる投資ではありません。
サラリーマンでも不動産を所有し、給料とは別に安定した収入を得ている人もいます。

家賃は自分で設定することができますので、需要と供給を見て値段設定をすると良いでしょう。
高い家賃設定にすれば収益率は高くなりますが、それはあくまでも空室でないことが条件です。

家賃が高すぎて人が入らないような物件は1円にもならないどころか、修繕費用や税金などでマイナスになることもあります。
ではどのようにして家賃設定を決め、利回りを確保すればよいのでしょうか。

まず不動産は動かすことができない資産ですので、立地選びが非常に重要です。
人の入れ替わりが多かったり人口の多いようなエリアでは、強気の設定でも問題ないかもしれません。

しかし郊外など人の出入りが少ないようなエリアでは家賃を下げ、安定した運用が重要になります。
その物件の周辺エリアの開発予定も確認しておきましょう。

その地域に特化した不動産投資専門の会社もありますので、そういったところに相談するのも一つの手です。(例えば京都に特化した不動産投資会社⇒日本ホールディングス

将来的に駅ができたり、大きな施設が建設される地域では、不動産価格も上昇しやすくなります。
広い物件を運用すれば人がいるうちは良いかもしれませんが、空室になった時のリスクが高くなります。

特に初心者の場合はワンルームマンションの1部屋など、小さな不動産から運用するのが安全です。
小さい物件は複数購入することも可能になりますし、資金が少なくても購入することができます。

もし空室になったとしても、他の物件の収入があれば大きな損失になるようなことはありません。

都心部では単身世帯も多いため、ワンルームの需要は高い状態が維持されています。
ワンルームであれば利回りが5%程度、ファミリータイプであればそれよりもやや低い設定にすると良いでしょう。

ファミリーは引っ越し頻度が低いため、利回りが多少低くても安定した運用が可能です。
また、新築よりも中古で利回りの高い物件のほうがリスクが抑えられます。

新築物件は建物が建った瞬間から資産価値が大きく減少してしまいます。
中古物件は手頃な価格で購入することができますし、すでに人が入っている状態のまま売られているようなものもあります。

ただし中古を購入する場合は新耐震基準をクリアしている昭和56年以降の建物にしましょう。
老朽化が進み耐震強度の低い物件では、天災によって大きな損失を生む可能性があるからです。

また、火災保険が時価で計算される場合は、老朽化が進んだ物件ではほとんど保険金が出ないこともあります。
もしものことに備えて保険選びも重要です。

マンガを通じて投資を学べるインベスターZ

私の評価

株について詳しくない方やこれから株式のことについて、もっと知りたいと思っている方なら、この漫画はうってつけです。

その漫画の名前はインベスターZ。

単なる株の知識や株の買い方を教えてくれるのではありません。

主人公である1人の少年がこの学園を通じて、数々の優秀な先輩たちと一緒に株の世界へと入っていくのですが、全くのずぶの素人だった彼がどんどんと株の知識をつけていき、その間にいろいろなことを経験していきます。

それか単純に株を購入して成功したとか、失敗したとか言うストーリーではありません。

そこには数々の有名な方々の成功例や失敗例または人生の教訓そして様々な事柄がすべて密接に絡み合っているということを、作者はこの作品を通じて伝えようとしています。

登場人物は中学一年生の男子ですが、その中学・高校の優秀な先輩たちに株式とは何か、そして人生とは何か、成功とは何かということを教えてくれる素晴らしい漫画となっています。

現代の大きな会社があるのは、もとは小さな会社の存在があったからであり、そしてその社長の先見の明があったからこそ、今の大会社へと繋がっている。

そしてそれが、株と密接に絡み合っているということを彼は少しずつ理解していきます。

彼の成長とともに株の知識が少しずつ増えていき、現実の世界を考えた時に、読者もまた株式をやってみようと思うでしょう。

しかし、このインベスターZを呼んだ方は儲かればいいだろうという安易な気持ちで取り掛かる人はまずいないでしょう。

慎重にかつどのような銘柄を選んだらいいのかということを、自然にこの漫画を通じて勉強することになり、お金は命の次に大切であること、むやみやたらに銘柄を購入しないことを理解していると思います。

この漫画を読んでいると、株の知識がしっかりついているのと同時に、社会の動向やどういった株を購入すれば自分にとってプラスになるのかということも理解できていると思います。

インベスターは投資家の意味で「Z]は主人公の名前の財前の頭文字からとってインベスターZとなっています。

独特ですが絵もとても綺麗ですし、何よりもこの漫画のストーリーにのめり込んでしまうのは間違いありません。

とても面白くてついつい読みふけってしまうでしょう。ストーリーがどうなるのか気になるのもそうですが、今私達が目にしている株はそういう意味だったのかということも理解でき、いろいろなことがわかってくるので楽しくて仕方がない漫画だといえます。

これは泣いちゃうマンガ「四月は君の嘘」

私の評価

アニメ・実写映画化された「四月は君の嘘」
期待しないで見ていましたが全巻を読んだ結果、泣きました。

主人公の苦悩しながら少しづつ前進する物語ですが、巻を進めていくと結構辛い話になっていきます。
しかしながら、明るく綺麗な絵柄なので不思議とそんなに暗くならず読み終えることができました。

単行本は全11巻、ピアノとヴァイオリンを取り扱った作品なのでアニメもおすすめです。

経営マンガ、マネーの拳

私の評価

小学館のビッグコミックスペリオールで連載されていたマネーの拳をご存知でしょうか?

作者は三田紀房で、あのドラマにもなったドラゴン桜で有名な作者で、ドラゴン桜が受験指南に関する漫画でしたが、今作は会社経営指南漫画ともいうべき作品です。

本作も月9の枠でドラマ化の話もあったが、結局は制作されないままでした。

主人公である花岡健はボクシングの元世界チャンピオンであり、引退後芸能活動を行う傍、居酒屋の経営にも乗り出すが、あまりうまくはいっておらず、新たに焼肉店を開業しようとしていたところに、実業家塚原為ノ介と出会う。

この出会いがケン(作中では主人公の花岡はこう表記されているため以後この呼び方とする)の実業家としての本当の意味でのスタートとなる。

塚原から1億円の出資を受けられることになったが、そこには条件があり、ホームレスを10人雇うことというものであった。

ケンはその1億円を元に裁縫工場を手に入れ、Tシャツを作って販売するというビジネスを始めることになる。というところから物語は展開していくことになる。

このマネーの拳は、会社を起業するというところから順を追ってストーリーが展開していくため、起業をお考えの方にとっては、起業とはどういうものでどのような流れで会社が成長していくのかを楽しみながら学ぶことができます。

まず、先ほど述べたようにTシャツを作って販売するというビジネスを始めるところから始まります。

いわゆる会社の草創期にあたる部分となります。

そこからビジネスを大きく展開していく過程で、街のタバコ屋をヒントにT−BOXというTシャツチェーン会社へと発展していきます。

これが会社の大きく飛躍する時期にあたり、そこで業績をあげ上場という流れになります。

そして上場することで、メリットもあるのですが、もちろんデメリットもあります。

この作中でも、上場後外部の投資ファンドからの買収問題、社内の人間関係のトラブルといった実際に起こりうる問題なども発生しています。

しかし、それらの問題を乗り越え会社はおおきくなっていき、その後ジーンズメーカーの買収などを経て、大手アパレルチェーンメーカーへと成長していきます。

大まかな流れとしてはこのようなストーリーで展開していきますので、なんとなく起業を考えているという方にとっては非常に興味深い題材なのではないでしょうか。

また、漫画としての魅力にもあふれた作品であるため多くの方にオススメできるでしょう。

独特の魅力を持つマンガ「進撃の巨人」

私の評価

アニメでも大人気の「進撃の巨人」
立体機動装置のスピード感はアニメではかなりかっこいいですがマンガに関しては躍動感をあまり感じなく、正直、人気と画力が比例していないように感じます。

また物語の序盤で起こる「主人公が巨人化」で熱が冷めてしまい、一度このマンガを読まない時期がありました。
理由は巨人という強敵を「立体機動装置」という武器で人間が必死に倒すという構図が面白かったのに、その根底を覆すこの流れは納得できなかったからです。
しかし、巨人化した主人公が割と活躍していない事と、他のキャラクターの活躍で再び「面白いな」と読めるようになりました。

特に私がこの作品に感じる魅力は独特の笑いです。

暗い世界観を舞台にしたこのマンガで、要所で笑い(緩和)があることで、暗すぎない世界観を演出しています。
その役を担っている芋女サシャにはどうか無事に生き残って欲しいと願います。